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UQモバイルの『あんしんフィルター』とは?
UQモバイルの『あんしんフィルター(正式名称:あんしんフィルターfor UQ mobile)』は子ども向けのフィルタリングサービスで、auと同じフィルタリングサービスとなっています。
未成年に有害となるサイトの閲覧、アプリの利用を制限してくれる無料のオプションとなっており、キッズスマホとして子どもにスマホを持たせるならこのオプションは必ず付けておいた方が良いでしょう。
・月額料金:無料
・初期費用:無料
・申込み:必要(※アプリのダウンロード必要)
『あんしんフィルター』を活用して、有害サイトから子どもを守ろう!
UQモバイルのあんしんフィルターでは、そんな保護者の方のために、3つのことを制限することができます。
<あんしんフィルターで制限できる3つのこと>
①Webサイトのフィルタリング
②アプリのフィルタリング
③利用時間帯の制限/通話相手の制限
また、子どもの学齢に応じて、フィルタリングの強度レベルを4段階の中から設定することもできます。
<フィルタリング強度レベル>
・小学生モード
・中学生モード
・高校生モード
・高校生プラスモード
見たら分かるとおり、年齢が低い「小学生モード」が最もフィルタリングが強力となっており、逆に義務教育を卒業した高校生の「高校生プラスモード」が一番制限が緩くなっています。このように子どもの学齢に合わせて強度レベルを調節することができるので便利ですよね。
①Webのフィルタリング
Webフィルタリング機能は、子どもや未成年に有害なWebサイトへのアクセスを遮断することができます。
フィルタリングの対象サイトはカテゴリーごとに分けられています。
<制限することができるカテゴリー一覧表> ×制限/○許可
小学生 | 中学生 | 高校生 | 高校生プラス | |
違法、不法情報、出会い、アダルト、暴力、ギャンブル、飲酒、喫煙、フィッシング、ウイルスなどセキュリティに問題があるサイト | × | × | × | × |
SNS、掲示板などのコミュニケーションサイト | × | × | × | ○ |
グラビア、オカルト、懸賞 | × | × | ○ | ○ |
ゲーム、占い、電子書籍、芸能情報、動画配信、ショッピング、オークション、Webメール | × | ○ | ○ | ○ |
※Androidの場合は、「あんしんフィルター」のアクセス禁止サイトであっても、個別に保護者が許可をすることが可能だが、iOSの場合は、個別に許可をすることができません。
<主なSNSの利用可否一覧表>
Androidスマホであれば、Webのフィルタリングと同じように、制限レベルの設定が可能であり、個別のアプリごとにも許可することができます。
ただし、iPhoneは先ほども言ったように、SNSアプリの制限設定・許可は、App Storeの推奨年齢基準である、17歳以上推奨アプリが一括で制限されるため、保護者自身が制限レベルの設定や個別アプリごとに許可をすることはできないようになっています。
SNS | 小学生 | 中学生 | 高校生 | 高校生プラス |
LINE | × | ○ | ○ | ○ |
× | × | × | ||
× | × | × | ||
× | × | × | ||
Youtube | × | × | ○ | |
SNOW | ○ | ○ | ○ |
②アプリのフィルタリング
アプリフィルタリングは、「あんしんフィルター」で規定されている制限対象のカテゴリーに属するアプリの起動が制限されます。
お子さんが制限対象であるアプリのダウンロードやインストールまでは可能ですが、「あんしんフィルター」により、制限対象のアプリが起動できないようになります。
Android端末ではWebフィルタリング同様、「小学生/中学生/高校生/高校生プラス」の4段階でのフィルタリング設定が可能ですが、iOSの場合は、App Storeの分類「17+(17歳以上の利用が適切)」に設定されているアプリが一律で制限され、保護者が制限レベルを調整することはできないようになっています。
③利用時間帯の制限/通話相手の制限
お子さんがインターネットやアプリを利用する際の利用時間を制限することができます。これを設定することによってインターネットおよびアプリを利用することができなくなってしまいます。
こちらは、スマホ依存や使いすぎ、遊びすぎを防げる機能になっています。
利用時間帯の制限設定は、曜日や時間ごとに細かく設定することができるので、その日の状況によって設定することができます。
また、通話相手制限機能といって、知らない番号からの着信や特定の相手との発信を制限することもできるので、迷惑電話からの着信を防ぐこともできます。
ただし、この通話相手制限機能はAndroid端末のみの設定となりますので、iOSでは利用できないので注意が必要です。
キッズスマホにはAndroidがおすすめ!
お子さんが持つスマホに制限をかける際、上記の方でも説明しましたが、Androidの端末だと細かくフィルタリングの設定ができます。ただしiOSの場合は、Androidの用に細かく設定することができないのです。
Android端末の方が設定できることが多いので、子どもさんの安全のためにもAndroid端末をおすすめします。
Android | iOS | |
Webのフィルタリング |
・制限対象カテゴリーサイトでも個別に許可設定が可能。 ・制限対象外のサイトでも個別にアクセス禁止設定が可能。 |
・「あんしんフィルター」で決められている各制限レベルごとの一律設定となり、個別に許可や禁止することが不可。 |
アプリのフィルタリング |
・制限レベルを4段階で設定可能。 ・禁止アプリでも個別に利用許可設定が可能。 |
・4段階での制限レベルの設定が不可。(一律でApp Store「17+」のアプリが利用禁止アプリとなる。) |
利用時間の制限/通話相手の制限 | ・設定可能。 | ・設定不可。 |
『あんしんフィルター』の申込み&設定方法
ここからは、『あんしんフィルター』の申込み方法と設定方法についてご紹介していきます。
申込み方法
『あんしんフィルター』はUQモバイルの新規契約時に一緒に申込みとなります。契約後にも加入することはできますが、その場合は電話のみの受付となりますので、店舗で加入したい場合は、契約の時に申込むようにしましょう。
★電話での受付★
TEL:0120-929-818 受付時間 9:00~21:00
設定方法
『あんしんフィルター』はフィルタリング機能を使いたいスマホにインストールする必要があります。また、親御さんのスマホやPCでも設定が必要です。
★アプリのインストールの手順(お子さんのスマホ)★
- Apple StoreまたはGoogle Play、UQモバイル公式サイトのいずれかから、『あんしんフィルター for UQ mobile』をインストール。
- 電話番号、パスワードを入力し、『あんしんフィルター for UQ mobile』の初期設定を行う。
- 管理者情報の登録をする
『あんしんフィルター for UQ mobile』をインストールし、初期設定を行うにはフィルタリング機能を使いたいスマホの電話番号と『あんしんフィルター for UQ mobile』を申込みした際に届くパスワードが必要となります。
インストールをし、③の管理者情報まで登録したら、お子さんのスマホはこれだけで完了です。次は、親御さんのスマホまたはPCへ設定していきます。
★管理者側(親御さん)の設定方法
- 管理者のスマホまたはPCで管理者登録を行い、パスワードを設定する。
- 管理者登録で入力したメールアドレス内にある「管理者ID」と「パスワード」を使ってログインする。
- フィルタリング機能を使うスマホに名前をつける。
- フィルタリングの強度や特定のサイトへのアクセス許可や制限を設定する。
これで、親御さん側の設定も完了です。
以上で『あんしんフィルター』の設定がすべて完了します。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、UQモバイルの『あんしんフィルター』について詳しくまとめてみました。
キッズスマホとして利用する場合のフィルタリングやセキュリティを考えると、UQモバイルの『あんしんフィルター』はキャリア以上の強固さとなっています。
一部は、iOSではできない制限もありますので、キッズスマホとして利用するのであれば、Androidがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。UQモバイルに興味を持たれた方は是非公式サイトもチェックしてみてください。
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